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マンションにおける修繕工事については「大規模修繕工事」と「その他の修繕工事」があります。「その他の修繕工事」とは、原因が分からないで窓が一枚割れたとか、壁が破損したなどの小規模な修繕工事の事を言います。「大規模修繕工事」の費用は修繕積立金から支出する事になりますが、「小規模修繕工事」の費用は管理費から支出する事になります。 
 
 
自主管理をされている管理組合以外の管理組合においては、委託している管理会社に「小規模修繕工事」をお願いするのが一般的です。そして「そのための管理会社」と考えている居住者も、決して少なくはないと思います。しかし実は、ここにこそ管理費を減らして、管理費会計を黒字にしていく事の出来るヒントがあります。 
 
 
管理組合が管理会社に対して「小規模修繕工事」を委託した場合、管理会社は決してボランティアで工事を請け負うわけではありません。例えば、先程の窓ガラスが割れてしまった場合、実際の工事をするのは建設会社や工務店です。管理会社はあくまでマンションを「管理」する会社であって、工事をする会社ではありません。管理組合から委託された管理会社の仕事は、建設会社に工事を発注したり工事の工程を管理したりする事です。そして管理会社は、実際の工事費に工事の発注や管理などの「経費」を加算して「窓ガラスの取り換え工事費」を管理組合に請求します。ただし委託された管理会社が、一体いくらの経費を実際の工事費に加算しているのかは管理組合には判らないのが通常です。
  
 
そこで小規模修繕工事については、管理組合が主体となって直接建設会社等と契約する事が望ましいと言えます。そうする事で、管理組合が毎月組合員から集めている管理費を下げる事にも繋がります。