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▽平成18年度 全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会 2回戦 |
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data |
date |
2006.08.03 (thu) |
opponent |
広島県立広島観音高等学校(広島県代表) |
kick off |
12:17 |
place |
堺市金岡公園陸上競技場(大阪府) |
weather |
晴 |
score |
●0-2 (1st half 0-1 2nd half 0-1) |
goal |
― |
assist |
― |
out⇒in |
11 西尾⇒15 齋藤 12 関⇒16 中島 |
formation |
4-4-2 |
▽試合前に豆知識
2回戦の08.03も大阪府堺市は最高気温35℃の猛暑でした。今回の応援用に
帽子を買いましたが、本当に必需品でした・・・。
広島観音高等学校は、全国高校総体は初出場ながら昨年度(2005)の成績は
・第58回広島県高等学校総合体育大会 準優勝
・第52回中国高等学校サッカー選手権大会 優勝(2年連続2回目)
・JFAプリンスリーグU-18中国2005 準優勝
・高円宮杯第16回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 ベスト8
・第84回全国高校サッカー選手権大会広島県大会 優勝(2年連続2回目)
・第84回全国高校サッカー選手権大会 ベスト8
という超強豪・・・。しかもその練習はユニークというかすごいもの。全体練習は
一日おきで週3日。その練習は20分×6セットの2時間で、絶えず心拍数180を
維持するというハードさ。練習も試合のスタメンも選手が決めるそうです。全国に
はいろんなすごい学校があるんですね。頭がよくなきゃできません。
▽試合経過
前半立ち上がりは五分五分の展開に思えましたが、徐々に広島観音が優勢に。
私が印象的だったのは広島観音の中盤の両サイド。運動量が爆発的に多い感じ
ではないのですが・・・。印象に残るということは質・量共に高いのだと思います。
DF陣も落ち着いてましたね。まあいづれも上田にも当てはまりますよ。本当にうま
いのです。前半26分、上田右サイドで広島観音MFがボールを受け中央へドリブ
ル。そして上田DFが対応することで生まれるサイドのスペースへ広島観音左サイ
ドバックが走り込み、先ほどのMFからパスを受けます。当然このサイドバックを
チェックしなければならず、上田は中央のDFが引っ張り出される格好になり、
その結果中央はやや手薄に。ここでチェックは間に合わず、クロスが上がります。
広島観音FWのシュートはファーのポジションへ下がりながらしかもあまり角度の
ないヘディングでしたが、うまくGKをはずして左サイドへ流し込み0-1。その後、
押され気味ながら上田にも得点チャンスがありました。ハーフラインを越え、上田
にとって右サイドからのFK。F青島のキックは中央を経て(詳細忘れました、すん
ません)、ファーにいたB両角へ。ここでB両角が右足を一閃!強烈なボレーが
広島観音ゴールを襲います。たぶん観ていた人の9割以上は入ったと思ったで
ょう。しかしGKがものすごい反応でセーブし得点には至りませんでした。
前半は0-1のまま終了。
後半も押され気味展開は変わらず。なかなかトップへいいボールが届かない感じ
でした。ただ攻められっぱなしという感じでもなく、同点に追い付けそうな雰囲気も
ありました。後半11分JFW西尾に代わりNFW齋藤を、23分にはKDF関に代
りわりMFO中島を投入し、局面の打開を計りますが、なかなか得点をあげること
ができません。そして後半34分、広島観音のクリアかパスミスか、ゆるいボール
が上田左サイド奥まで流れます。@松岡がこれを追い、広島観音FWもチェックに
いきます。ボールの勢いがそれほどなく、このままではゴールライン(タッチライン
かも)を割らない、と判断した@松岡は左足でクリア。ところが運悪くこのクリアが
もう一人の広島観音FWの正面へ。かなり距離はあったのですが、ワントラップ後
無人のゴールへループシュートが飛びます。懸命にDFがカバーに戻りましたが
間に合わず0-2。程なく試合終了のホイッスルが鳴りました・・・。
上田高等学校サッカー班の24年ぶり4回目の全国高校総体は幕を閉じました。
08.08の決勝戦は広島観音高等学校が2-0で初芝橋本高等学校(和歌山県)を
破り初優勝を飾りました。上田の選手達はどう思っているでしょう?全国の頂点も
それほど遠いものではないと感じているでしょうか?全国の壁はやはり高いと感じ
ているでしょうか?
今回、特にOBはいい思いをさせてもらいました。選手達に本当に感謝したいと思
います。今年は3年生全員がお正月の高校選手権に向けて現役を続行します。
うれしい話ですね。全国大会を経験した彼らは(3年生に限らず)この夏で一回りも
二回りも成長したことでしょう。彼らがさらに練習を重ね、再び全国の舞台に立て
るよう、OBはバックアップしていきたいものです。
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